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中国ドラマ『瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~』感想

『瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~』(原題:延禧攻略)(全70話)は、2018年に中国の動画配信サービス※iQIYIにて放送されたドラマです。

※iQIYI(爱奇艺)は中国の動画配信サービスです。

 

瓔珞(エイラク)のモデルとなった人物

清朝第六代皇帝乾隆帝の妃の孝儀純皇后(こうぎじゅんこうごう)です。

乾隆帝との間に4男2女をもうけています。

生前は皇貴妃(皇后の次に高い位)でしたが、息子が清朝第七代皇帝嘉慶帝になったことにより、死後に孝儀純皇后の称号を贈られています。

 

あらすじ

清朝最盛期、乾隆帝の時代に女官として後宮に入った瓔珞(エイラク)。

女官となった真の目的は、宮中で殺された姉の死の真相を調べるためだった。

姉の死の真相に迫る一方、次第に後宮の妃たちの争いに巻き込まれることに。。

 

見どころ

後宮一の策士 瓔珞(エイラク)

一介の女官から皇貴妃まで上りつめた瓔珞の手腕、やはりそれがこのドラマの一番の見どころです。

陰謀が渦巻く後宮の中で、常に誰よりも先を読むことで相手を制する瓔珞の天才策士ぶりが半端ないです。

瓔珞の手口が巧妙すぎて、”なるほど、そういう手を使ったわけね”、と毎回感心させられます。

ただ、「うまく行きすぎだろ」と突っ込みたくなるところは多々あります。

 

豪華絢爛な衣装・装飾品

このドラマではかなり史実に忠実に再現されているようです。

耳飾り

後宮の妃たちはみな耳飾りを三つ必ずつけているのですが(両耳合わせると計六つ)、このスタイルは満州族の伝統的な習わしとのことです。

何気にドラマの中でも説明されています。

刺繍

衣装に施されている刺繍が、手が込んでいてすばらしいです。

瓔珞(エイラク)が最初に宮中で配属されたのは刺繍工房で、瓔珞の刺繍の技術力はトップレベルという設定です。

そのため、このドラマの中ではストーリー展開に必要な要素のひとつとして、「刺繍」が使われることが何回かありました。

宮中内に「刺繍工房」というを設けているくらいなので、当時は「刺繍」が果たす役割は大きかったということが想像されます。

女性が思いを寄せる男性に自分で刺繍をした香り袋を贈るというシーンが出てくるのですが、当時は実際にそういうことが行われていた、ということなんでしょうね。

 

感想・気づき

このドラマの前に、『ミーユエ 王朝を照らす月』という秦の時代の中国ドラマを見たのですが、その中でも後宮の女たちの激しい争いが描かれていました。

ミーユエの時代は紀元前300年頃、瓔珞(エイラク)の時代は1700年代。

2000年ほど時代が違うということになるかと思いますが、時代が変わっても驚くべきことに後宮内で繰り広げられていること全然変わっていないんですよね。

こうなったら後宮の女たちのドロドロの争いは、中国の伝統文化の一つといってもいいかもしれません。

 

まとめ

瓔珞(エイラク)は、強くてちょっとダークなヒロインです。

歴史ドラマのヒロインたちは、聡明であきらめることなくたくましく前に進んでいく、そんなキャラクターが多いですが、「賢さ」と「したたかさ」においては瓔珞はトップレベルではないかと思います。

瓔珞は、自分に真心で接してくれる人に対しては一生恩義を忘れないという義理堅い面がある一方、理不尽なことをされた相手には何が何でも必ず復讐するという冷酷な面も持ち合わせています。

瓔珞が現代に生きていたとしたら、会社員だったら絶対出世してそうだし、会社員でなければ敏腕経営者あたりになっているのでは、なんて思ったりしました。

強いヒロインを見たい人にはおすすめのドラマです。

 

最後に

『瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~』は、現在(2021年6月時点)U-NEXTで配信中です。

気になった方はぜひチェックしてみてください。



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本ページの情報は2021年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
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今回は以上です。

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