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台湾映画『弱くて強い女たち(原題:孤味)』あらすじ・感想

 
台湾映画『弱くて強い女たち(原題:孤味)』は、台湾で昨年11月6日に一般公開され、話題になった作品です。

2月5日からNetflixで独占配信開始になったので、早速見てみました。

Netflixでの配信が、一般公開から約3か月後って、早くないですか!?

余談ですが、ホントに便利な時代になったなぁ、とつくづく思います。

 
主人公で、母親役のチェン・シューファン(陳淑芳)さんは、この作品で、今年の「金馬奨」(台湾最大の映画賞)で、主演女優賞を受賞されています。

「金馬奨」では、「親愛的房客」という作品で、助演女優賞も同時受賞されています。

なんと、現在81歳だそうです。

人生100年時代と言われる昨今においては、希望の星のような方です。

 

 

『弱くて強い女たち』あらすじ

舞台は、台南。

主人公は、女で一つで娘3人を育ててきた秀英。

小さな蝦巻の屋台から始めて、現在はレストランを経営するまでに。

秀英の70歳の誕生日に、家を出て長年音信不通の夫が亡くなったとの連絡が入り、そして、秀英は夫の愛人の存在を知ることに。。。というところからストーリーが展開します。

 

この映画のみどころ

秀英の夫が亡くなってからお葬式までの間の話なのですが、女たち(母、娘たち、孫娘)が衝突、葛藤しながら、それぞれが抱えていたもやもやした気持ちから解き放たれていく過程がみどころです。

最後は葬式のシーンなのですが、秀英の決断もみどころのひとつです。

最後まで意地をはって、現実を受け入れたり、誰かをゆるす機会を逸してしまう人って多いと思いますが、この映画はそうじゃなかったです。

すがすがしい結末でした。

 

印象に残ったシーン

主人公の秀英がタクシーでカラオケを歌うシーン

映画の始めと終わりにそのシーンが出てくるのですが、うまく対比されてます。

終わりの方のシーンが心にしみます。

台湾にはカラオケタクシーというものが存在するのか!?というのが、そもそも驚きでしたが。

台湾のお葬式

死者を送るための台湾のしきたりを垣間見れるのが興味深いです。

みんなでひたすら紙で蓮の花(死者に供えるためのもののようです)を折るシーンや、
意地の張り合いから、道教VS仏教の対決のようになってしまう切なくも可笑しいシーンが印象的でした。

 

こんな人におすすめ

家族の話なので、誰が見てもそれぞれの立場(母、娘、孫、妻、夫etc)で、感じるところがある映画だと思います。

この映画はぜひ家族と一緒に見てほしいです。

自分の家族についても改めて考えるきっかけを与えてくれそうな作品です。

 

中国語学習者の方へ

LLNで中国語・日本語同時字幕対応の作品です。

ただし、中国語字幕は繁体字のみの対応でした。

LLNについてはこちらをご覧ください
Netflixで中国語を勉強しよう【LLNで日中字幕同時表示】

 

最後に

かつて日本で大活躍したビビアン・スーさんが次女役で出演しているので、それだけでこの映画に関心を持つ日本人はたくさんいるんじゃないでしょうか。

あいかわらず可愛いです!

なんと、この映画のプロデューサーでもあります。

エンディング曲も作詞と歌をビビアンが担当しています。才女ですね。

 

 
現在Netflixで配信中です。

興味がある方はぜひ見てみてください。

今回は、以上です。

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