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【Netflix】台湾映画『君の心に刻んだ名前』あらすじ・感想

 

台湾映画『君の心に刻んだ名前』あらすじ

舞台は、厳戒令が解除された直後の台湾。

キリスト教系の高校に通う高校生のジアハンとバーディはお互いに友情以上の気持ちを持つように。。

台湾は、1949年~1987年までの38年もの間、中国国民党支配下で厳戒令が敷かれ、たくさんの人々が弾圧され、投獄され、または処刑されました。

そんな時代に終わりを告げた直後の台湾で、同性愛が社会的に認められるわけがなく、2人は互いへの想いを断ち切り、それぞれの人生を歩んでいきます。

 

 

印象に残ったシーン

高校卒業後、雨の中ジアハンが公衆電話からバーディに電話をかけて曲を聴かせるシーンが印象に残りました。

ジアハンのバーディに対する想いが込められた曲を聴きながら、電話越しに2人で泣く、そんな切ないシーンです。

この曲は映画のエンディングテーマにもなっています。

 

 

『君の心に刻んだ名前』を見て知ったこと

ジアハンとバーディが蔣経国の追悼式のために台北へ行ったときに、

『结婚是每个人的权利!同性恋不是病!』
(結婚は一人一人の権利!同性愛は病気ではない!)

というメッセージを掲げた青年を見かけます。

その青年は、2人の目の前で造反行為だという理由で私服警察に連行されてしまいます。

この青年が、長年にわたって同性愛者の権利向上のために抗議活動をしてきた祁家威(チー・ジアウェイ)さんという実在の人物です。

この映画で初めて知りました。

当時の台湾は、厳戒令が解除された後でも、同性愛者の権利を主張するだけで連行されてしまう、そんな時代だったということがわかります。

 

台湾のLGBTQに対する考え方

2019年5月24日アジアで初めて同性婚を合法化しています。

ただし、パートナーが外国人の場合、パートナーの国が同性婚を法的に認めていない場合は台湾での結婚は認められていません。

国が同性婚を認めていない日本人と台湾人のカップルも然りです。

そんな日本人と台湾人のカップルを描いた動画を見つけました。

 

 

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最後に

『君の心に刻んだ名前』は、主人公の2人が同性というだけで、普通に純愛映画でした。

純愛を描いた作品としても楽しめるし、厳戒令解除直後の台湾の雰囲気を垣間見れたり、LGBTQ+について考えるきっかけになったり、いろんな角度から楽しめる映画です。

Netflixで配信中です。

興味がある方はぜひ見てみてください。

今回は以上です。

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