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韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』あらすじ・感想

1980年に韓国で起きた光州事件を取材したドイツ人記者と、彼をソウルから光州まで乗せた韓国人タクシー運転手の実話をベースにした映画です。

2017年に韓国で公開され大ヒット作品となりました。

 

 

光州事件とは?

1979年に朴正熙(パクチョンヒ)大統領が暗殺された後、クーデターによって軍の実権を握ったのが全斗煥(チョンドゥファン)でした。

市民はその軍事独裁に抵抗して民主化を求める運動を行いました。

1980年5月18日から5月27日にかけて、韓国南西部の光州市を中心に学生や市民による民主化を求める民衆蜂起が起こり、そんな市民たちのデモ隊に対して、軍隊が武力で鎮圧して多数の死傷者を出したのが、光州事件です。

ちなみに、全斗煥は光州事件後の1980年9月から大統領に就任しています。

 

あらすじ

ドイツのテレビ局の東京特派員だったドイツ人記者ピーター(ユルゲン・ヒンツペーター)は、韓国の国内情勢悪化のニュースを聞いてすぐにソウルへ向かいます。

ソウルに到着するやいなや、ピーターは光州の情報統制が行われているのを知り一人で光州へ行くことに。

タクシー運転手キム・マンソプは、光州へ乗せていってくれたら大金を支払うという言葉につられて、事情も分からずその話に飛びつきます。

途中の軍の検閲を何とか通過して光州へ到着してみると、軍人が市民たちを弾圧している光景を目にします。

最初は光州市民のデモを自分ごととしてとらえることができていなかったマンソプも、多くの人が死んでいくのを目の当たりにして、危険を承知でピーターを無事にソウルへ送りとどけることを決意します。

 

タクシー運転手 約束は海を越えて』をみて感じたこと

この映画をみて初めて「光州事件」を知りました。

高校の世界史の教科書に載っていたかもしれませんが、記憶にありません。

ほんの40年前のお隣の国韓国で、市民に対して銃を浴びせかける暴挙が行われていたということにとにかく衝撃を受けました。

デモ隊に向けて無差別発砲するシーンは、信じがたい光景でした。

韓国の民主化というのは、多くの市民の血を流して勝ちとったものであり、歴史的にみるとつい最近の出来事なのだということ学びました。

話はちょっとそれますが、台湾も38年間続いた戒厳令が解除されたのが1987年です。

台湾も現在の民主化に至るまでに多くの市民の犠牲があったという歴史があります。

私が旅行に行ってグルメだ、ショッピングだと楽しませてもらってきた韓国・台湾の民主化の歴史について、きちんと知っておきたいという気持ちになりました。

 

光州事件に関連して

2021年11月23日に、光州事件に深く関与した韓国の元大統領全斗煥(チョンドゥファン)が90歳で亡くなりました。

光州事件で市民を武力で弾圧したことを全斗煥が最後まで謝罪しなかったことに対して、韓国国民は決して許していません。

元大統領全斗煥に対して国家葬は行われず、青瓦台(大統領府)は弔花も弔問も行わなかったそうです。

 

最後に

韓国映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』は、Netflix、Amazonプライム、U-NEXTなどの動画配信サービスで視聴可能です。(2022年1月4日現在)

U-NEXTの場合、無料トライアルが31日間ありますので、その期間中であれば会員費用なしで『タクシー運転手 約束は海を越えて』を見ることができます。

興味があったら、ぜひ視聴してみてください。

 
今回は以上です。



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本ページの情報は2022年1月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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